ダイエットやボディメイクのためにプロテインを飲み始めたら、お腹が張ってガスが溜まってしまった。
仕事中におならが出てしまいそうで気になってプロテインが飲めない!
プロテインはムキムキマッチョマンだけの飲み物ではないと認知されてきて、ダイエットやボディメイクする人にも利用されるようになってきています。
しかし、プロテインを飲み始めた初心者の方にガス溜まりの悩みを持っている人がいます。
そんな人向けに「プロテインを飲むとガスが溜まってしまう人の原因とその対処法」をまとめました。
最後まで読んで、お腹の張りやガス溜まりを気にせずプロテインを飲んであなたの理想の体型を目指しましょう!
プロテインを摂取するとガスがたくさん出てしまう3つの原因
動物性たんぱく質を摂りすぎている
1日あたりのタンパク質の摂取量は男性65g、女性は50gが推奨されています。(厚生労働省:日本人の食事摂取基準2020年度)
現代人はタンパク質の摂取量が不足している人が多いといわれているのでプロテインで補強することは理想的ともいえます。
ボディメイクやダイエットのためにトレーニングをしている方は推奨されているよりもそれ以上に摂取する必要があります。
このように動物性タンパク質は筋肉を作るうえでとても大切ですが、摂りすぎはよくありません。
なぜなら、動物性タンパク質は悪玉菌の餌になるからです。
悪玉菌は、動物性タンパク質を分解するときに硫化水素やアンモニア、アミンなどの毒素を発生させます。
おならが臭く、温泉の硫黄臭く感じるのはこのせいです。
動物性タンパク質のプロテインにはホエイプロテインとカゼインプロテインがあります。
これらのプロテインの摂取量が多くなると、動物性タンパク質の過剰摂取になっている可能性があります。
タンパク質をうまく消化できない
タンパク質は筋肉になるだけでなく、皮膚や髪の毛、骨、内臓、酵素、免疫など体のあらゆるものの材料として利用されています。
しかし、現代人はタンパク質は不足している人が多いといわれています。
普段からタンパク質をあまり摂っていない人がいきなりプロテインを飲んだりすると、お腹が張ってしまう、あるいはゴロゴロ鳴ったりします。
これはタンパク質をうまく消化できないことが原因です。
タンパク質を消化するには酵素が必要で、その酵素の元となるのがタンパク質なので、タンパク質が不足している人にはこの酵素も不足しています。
そのため、急にプロテインを飲み始めてタンパク質の摂取量を増やしても、タンパク質を消化できずにガスが溜まってしまうことがあります。
乳糖をうまく分解できない
牛乳を飲むとお腹がゆるんでしまうことはありませんか?
お腹がゴロゴロしたり、ゆるくなってしまうのはミルクに含まれる糖質の乳糖が原因です。
この乳糖は小腸で分解されて吸収されますが、分解する酵素の働きが弱いと分解されずにそのまま大腸に進みます。
大腸で乳糖が分解される際にガスを発生させ、お腹の膨満感の原因になります。
ガスを溜めないようにする4つの対処法
プロテインの量を調整する
プロテインのパッケージの裏に用法・用量が記載されていますが、最初から規定された量を飲む必要はありません。
「え?でも書いてある通り飲まないと効果がないんじゃないの?」
そう思う方もいると思いますが、普段からタンパク質が不足している人にとっては記載された量を摂取するとタンパク質を過剰摂取することになり、タンパク質を消化できていない可能性があります。
普段からタンパク質が不足している人は数回に分けて、少量ずつ摂取するのがオススメです。
ガスの溜まる感じがないことを確認しながら徐々にプロテインの量を増やしていきましょう。
プロテインを変える
数回に分けて少量ずつ飲んでいるけどガスが溜まってしまう場合は、プロテインを変えてみるのも1つです。
ガス溜まりを気にせず飲めるのはこの2種類です。
・ホエイプロテインのWPI(ホエイプロテインアイソレート)
・ソイプロテイン
この2種類を選びましょう。
ホエイプロテインにはWPC(ホエイプロテインコンレントレート)とWPI(ホエイプロテインアイソレート)があります。
WPIは乳糖の含有量がWPCに比べ低いので、乳糖不耐症の方にもオススメです。
ソイプロテインはその名の通り、大豆由来の植物性タンパク質のためお腹の張りやガス溜まりなどは起こらず安心して飲むことができます。
腸内環境を整える
腸内環境が悪くなってくるとお腹の不調が起こります。
悪玉菌が増えて便秘や下痢、臭いおならの原因になります。
腸内環境を整えるポイントは善玉菌を増やすことです。
その方法は「乳酸菌」を摂ることです。
乳酸菌は納豆やチーズなどの発酵食品、チーズやヨーグルトなどの乳製品に含まれています。
さらに、食物繊維を摂ると乳酸菌の働きを助けてくれます。
食物繊維は豆類やイモ類、きのこ類、海藻類などに多く含まれています。
食事の中でこれらの食材を意識して摂取することで腸内環境を整えることができれば、悪玉菌が減りガス溜まりの解消につながります。
牛乳以外で割る
牛乳が苦手でも「パッケージに牛乳で割ると書いてあるし無理して飲んでいる」という人もいるかもしれません。
しかし、乳糖を分解するのがうまくできない人もいます。
無理して牛乳で割る必要はありません。
1番良いのは水で割ることです。
フレーバーには味がついているものがほとんどですので美味しく飲めます。
ただし、牛乳よりも粉っぽさを感じるかもしれません。
ガス溜まりしない!おすすめプロテイン
ガス溜まりを気にせずプロテインを飲みたい人におすすめは
・ホエイプロテインのWPI(ホエイプロテインアイソレート)
・ソイプロテイン
この2種類です。
ホエイプロテイン(WPI)のおすすめ FIXITホエイプロテインWPIチョコレート味
一昔前はプロテインは不味い飲み物して敬遠されがちでした。
しかし、最近ではチョコレート味やココア味、ミルクティー味、バナナ味などさまざまな味のプロテインが販売されています。
中には人工甘味料を使用して、「甘すぎる」プロテインも販売されています。
FIXITホエイプロテインは人工甘味料を使用していないため自然な味わいが人気です。
ホエイプロテインのWPIは乳糖の含有量が低いため、牛乳を飲んでお腹がゆるんでしまうような乳糖をうまく分解できない人も安心して飲むことができます。
また、タンパク質含有量がWPC(ホエイプロテインコンセントレート)に比べて高いのが特徴です。
このようにメリットは多いのですが値段が高いのがデメリットです。
ソイプロテインのおすすめ 明治サバスソイプロテイン100ココア味
ソイプロテインは大豆でできているため、ガス溜まりの心配がありません。
さらに消化吸収速度がゆっくりで満腹感が持続しやすいためダイエットを目的にしている人におすすめです。
デメリットとしては粉感が残り、飲みにくいプロテインといわれることもあります。
こちらの明治サバスプロテインはザバス独自の造粒技術「均質顆粒化製法」により水にもすぐに溶けて飲みやすいのが特徴です。
水や豆乳にもすぐ溶けるという口コミも多いです。
まとめ:ガス溜まりを解決してプロテインを飲みながらダイエットやボディメイクを続けよう
今回はガスが溜まってしまう原因とその対処法について解説してきました。
ガス溜まりが原因でプロテインを飲むのをやめてしまうのはもったいないです。
あなたに合ったプロテインの飲み方で毎日継続して飲み続けられる量から始めればOKです。
ダイエットやボディメイクを続けて、あなたのなりたいカラダを目指しましょう!
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