「体重を〇〇kg減らしたいのに運動がなかなか継続できない」
「どうやったら運動が継続できるのか知りたい」
こんなお悩みをお持ちではないですか?
記事の内容
・運動を継続するには「目的」と「目標」を決めよう
・「目的」と「目標」を決めることの重要性
イマエン(@ima_enjoy)
イマエンといいます。
理学療法士という資格を持つ、動き・運動の専門家です。
病院でリハビリ業務→介護施設で管理・統括→現在:ジムでマネジャー兼トレーナー
いろいろな方のリハビリやトレーニングを通じて、正しいカラダの動かし方・正しいトレーニングを指導してきました。このブログでは、「人生を楽しめるカラダ作り」をテーマに情報を発信しています。
あなたは運動をしていますか?
運動習慣を持っている人は20〜50代で少ないといわれており、仕事や育児が忙しくて運動をする時間を確保するのも大変な方もいるでしょう。
その中には、「ダイエットのため」や「運動不足を解消するため」に運動をしたいとは思うけど運動を続けられないという人もいると思います。
なぜ運動を継続することは難しいのでしょうか?
そこで今回は、「運動を継続するコツ 〜「目的」と「目標」を決めよう〜」をテーマに解説していきます。
結論から言います。
・目的は最終的にたどり着く到達点(ゴール)、目標を立てるために明確化することが大事
・目標は目的を達成するための具体的な手段。1つとは限らず具体的に設定する
・目標を細かく設定し、達成することでモチベーションを高く保つ
・同じ目的を達成している人を参考にして、良いところを真似してみる
この記事を読むことで、目的と目標の違いを理解でき、目的と目標を定めて運動を実践することができるようになります。
ぜひ、最後まで読んでみてください。
運動を継続するコツは目的と目標を定めること
「ダイエットが続かないのは自分の意志が弱いせい」
「運動が苦手だから続けられない」
そんな風に思ってはいませんか?
運動など習慣的に物事に取り組むにはコツがあります。
決してあなたが意志が弱いからできないというわけではありません。
運動を継続するコツについてまとめた記事がこちらです。合わせて読んでみて下さい。
https://imaenblog.com/training-start/
運動を継続するコツの1つが「目的と目標を決めること」です。
なぜ目的と目標を決めることが運動を継続しやすくするのでしょうか?
目的と目標の違い〜似てるようで違う「目的」と「目標」〜
まずは目的と目標という言葉の意味を確認してみましょう。
目的:最終的に成し遂げようとする到達点
目標:目的を達成するために設けた具体的な手段
「目的」はゴールのことを指します。例えば、ダイエットであれば「〇〇kg痩せたい」「モデルの〇〇みたいなスタイルになりたい」だったり、自分のなりたい到達点のことです。
「目的」はゴールまでどうやってたどり着くか具体的な方法のことを指します。
例えば、「〇〇kg痩せたい」という目的であれば、「食べすぎているカロリー分の食事量を減らす」「週に3日、20分間ウォーキングする」「週に3日、20分間筋トレをする」などが挙げられます。
これらの具体的な食事や運動の内容が目標になり、目標をどれくらい達成できたかを確認していくのです。
あなたは何のために運動をしますか?目的をしっかり定める
目標を決めるにあたって目的を明確にする必要があります。
「何のために運動をするか」という目的を設定しておかないと、ただやみくもに運動をするのではモチベーションを保てなくなる可能性が高くなります。
その結果、目的を達成する前に運動を途中でやめてしまうのです。
目的を明確にしていないと、「とりあえずウォーキングをする」というような目標が目的化してしまう人も少なからずいます。
しっかりと目的を決める、つまり「なりたい自分」を明確にしておきましょう。
あなたはそのために何をしますか?目標を具体的に定める
目的の達成に向けた目標は1つとは限りません。
目的は1つであってもそれを成し遂げるためにやらなければならない事はたくさんあることが多いです。
運動をするにしても、筋肉量を増やしたい・基礎代謝量を上げたいのであれば「筋トレ」、持久力を高めたい・脂肪を燃焼したいのであれば「有酸素運動」など様々なトレーニングのメニューがあります。
その中から目的に合わせて運動を組み合わせていく必要があります。
トレーニングメニューの運動時間や回数、セット数を目標として設定していきます。
そのため、目的が明確にしていると目標(トレーニングのメニュー)も設定しやすくなります。
設定した目標を達成していった先にゴール(目的)がありますので、どうやって目標を達成していくかがカギになってきます。
決めた目標を達成するコツ
簡単に達成できるくらい小さな目標を細かく設定する
目標を決めるときに、「2ヶ月で10kg痩せる!」や「毎日1時間ジョギングをする!」などいきなり高い目標を立ててしまうと人がいます。
高い目標を立ててモチベーションが高まる場合もありますが、達成が難しいことが分かってモチベーションが下がり、運動を途中でやめてしまう人が多いです。
そのため、目標は「達成可能な小さな目標を細かく設定する」のがおすすめです。
例えば、ウォーキングを習慣にする場合
1週目:週に3日、20分間ウォーキングする
2週目:週に3日、20分間少し速いスピードでウォーキングする
3週目:週に3日、30分間少し速いスピードでウォーキングする
・・・
1週間ごとにウォーキングの時間を増やしたり、歩行スピードを上げたりして運動負荷を徐々に高めていくという形で、少しずつ運動負荷を高めていくとカラダにも負担が少なく、無理なく継続していくことができます。
運動を負荷を高めたらカラダがキツかったというときには、少し運動の負荷を下げたり、その目標を2週間続けたりして調整をします。
どんな目標でも達成するのは嬉しいものです。
達成できればモチベーションも高まります。
目標を細かく設定することで、モチベーションを持続させながら徐々に目的に近づいていけるのです。
同じ目的を達成している人を参考にする
「先人の智恵」ではありませんが、同じ目的を達成された方のアドバイスや実践した方法は貴重です。
どうやって達成したのか、どんなところが大変だったのかなど乗り越えるべき壁を教えてくれ、達成するための指南役になってくれます。
「あの人みたいになりたい」というのも目的になるかもしれません。
もし、自分の親しい人にいなければ、SNSなどで探してみて下さい。
ただ1つ注意して欲しいのが、「全てを鵜呑みにしない」ことです。
人それぞれ性格も違いますし、向き不向きがあります。
あくまで参考にさせてもらい、「これは私にはできるな」というところは取り入れる、「これは私にはちょっと無理そう。向いていない。」ということは無理して真似するのはやめましょう。
まとめ:「目的」と「目標」を設定して、「なりたい自分」を目指そう!
今回は、「目的」と「目標」の違いを理解し、運動を継続できる目的と目標を定めることについてご紹介してきました。
内容をまとめました。
・目的は最終的にたどり着く到達点(ゴール)、目標を立てるために明確化することが大事
・目標は目的を達成するための具体的な手段。1つとは限らず具体的に設定する
・目標を細かく設定し、達成することでモチベーションを高く保つ
・同じ目的を達成している人を参考にして、良いところを真似してみる
目標を達成することでモチベーションを高めることができます。
やれば自分でも出来る!と自己肯定感を高めて、自信を持って運動に取り組めるようになります。
また、その日に実施した運動の内容や達成した目標などを記録しておくのもおすすめです。
積み重ねてきた運動を振り返ることでモチベーションが下がった時に励みになります。
まずは目的を明確にしましょう!そして、目標を細かく設定します。
これができれば、あなたも運動を継続することができ「なりたい自分」を目指して突き進んでいけますよ!
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