「フォームローラーはどれを選んでも一緒なの?」
「自分に合ったフォームローラーを選びたい」
デスクワークなどで肩や腰がガチガチに硬くなってしまったときの強い味方、カラダをほぐしてくれるストレッチグッズに「フォームローラー」があります。
手軽に使用することができ、ヨガマット1枚分のスペースがあればおこなえる優れものです。
でも、フォームローラーにも様々な種類があるので、どれを買っていいか迷ってしまう人もいると思います。
そこで今回は、「女性や初心者、カラダが硬い人向けのおすすめフォームローラーの選び方」をテーマに解説していきます。
結論から言います。選ぶときのポイントはコレだけです!
・フォームローラーを選ぶときには「硬さ」と「凹凸」を基準にする
・女性や初心者、カラダが硬い人は「柔らかめで凹凸の少ないタイプ」を選ぶ
この記事ではフォームローラーの効果や選び方、カラダの硬い人向けのフォームローラーおすすめ3選をご紹介します。
ぜひ、最後まで読んでみてください。
カラダが硬い原因
一般的にいわれるカラダが硬いという状態は柔軟性が低い状態のことです。
柔軟性とは筋肉や腱(筋肉と骨を結ぶ役割)がどれくらい伸びやすいかをあらわしています。
柔軟性が高い:筋肉や腱が伸びやすく、柔らかいしなやかな動きが可能
柔軟性が低い:筋肉や腱が伸びにくく、関節の動く範囲が狭くなっている
つまり、カラダが硬いとは筋肉や腱が伸びにくいことです。
デスクワークで1日中座りっぱなしでいると、肩こりや腰の痛みを感じることがあると思います。
同じ姿勢を続けていると筋肉の血流が悪くなり、張りやコリがでてきます。
この張りやコリがあるとき、筋肉は緊張した状態になります。
この状態を長期間続けていると筋肉が硬くなってしまい、姿勢が悪くなってしまいます。
カラダが硬い原因について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。
フォームローラーの効果
フォームローラーを使うと手軽に筋肉をほぐすことができます。
1日中座りっぱなしで、デスクワークをしていて肩や腰の筋肉に張りがある方、疲れをとってスッキリしたい方におすすめです。
使用方法は簡単です。
柔らかくしたい筋肉の下にフォームローラーを置いて自分の体重をかけます。
ゆっくり転がすと筋肉に刺激が入り、筋肉の血流がよくなります。
血流がよくなることで老廃物や疲労物質も流れて、張りやコリの解消、疲労回復が期待できます。
ふくらはぎの下に置いて転がせば、足のむくみ解消にも効果があります。
フォームローラーの選びときは「硬さ」と「凹凸」
フォームローラーはさまざまなメーカーの商品があり、硬さや表面の凹凸(デコボコ)にも違いがあるため、どれがいいのか迷ってしまいますよね。
なにを基準に選べばよいのでしょうか?
それは「硬さ」と「表面の凹凸」です。
筋肉に対する刺激の強度はフォームローラーが硬いほど強まります。
また、凹凸が大きいほど刺激が強く、痛みを伴うことがあります。
カラダが硬い人は「柔らかめ、表面の凹凸の少ないタイプ」を選び、「イタ気持ちいい」くらいの強さでおこないましょう。
痛くてカラダに力が入ってしまうとリラックスできず、筋肉が緊張してしまい逆効果です。
慣れてきたり、柔軟性が改善してくれば硬いものや凹凸のあるものに変えてみるのもよいでしょう。
【女性・初心者・カラダが硬い人向け】フォームローラーおすすめ3選
今回は女性や初心者、カラダの硬い人向けにフォームローラーを厳選し、おすすめ3つのフォームローラーをご紹介していきます。
ポイントは「柔らかめ」と「凹凸の少なさ」です。
おすすめ①本格的でしっかりしたものを使いたい人向け
トリガーポイント(TRIGGERPOINT) グリッド フォームローラー
出典:Amazon.jp
サイズ(長さ×直径) | 33cm×14cm |
材質 | EVA(表面)※1 |
表面の形状 | 手のひらのような平らな形状 指のようなチューブ形状 指先のような突起した形状 |
重量 | 576g |
耐荷重 | 250kg |
※1:軽量で劣化しにくい耐久性に優れた合成樹脂素材
最初のおすすめは、「トリガーポイント(TRIGGERPOINT) グリッド フォームローラー」です。
表面の触り心地は柔らかく、クッション性があります。
凹凸も少なく、カラダが硬い人向けのフォームローラーです。
耐荷重500ポンド(約226kg)もあり、体重を乗せても安心感があります。
耐久性にも優れています。
他のフォームローラーと比べると値段がやや高めではありますが、その分しっかりした作りになっています。
カラダの柔軟性が出てきてからも長く愛用できると思います。
おすすめ②手ごろな値段で刺激も少なめ女性向け
La-VIE(ラヴィ) ストレッチローラー こりほぐしローラー
出典:Amazon.jp
サイズ(長さ×直径) | 30cm×12cm |
材質 | EVA(表面) |
表面の形状 | 小・中・大の四角い凹凸が均一に並ぶ形状 |
重量 | 約700g |
耐荷重 | 80kg |
続いておすすめするのが「La-VIE(ラヴィ) ストレッチローラー こりほぐしローラー(やわらかめ)」です。
「やわらかい」というだけあって、あたった感じがソフトで、凹凸も少なく、カラダが硬い人や初心者向けです。
値段も比較的安価でいいですね。
デメリットとしては、耐荷重80kgというところ。
「かたい」と「やわらかい」の2種類あるので購入の際は間違えないように気をつけて下さい。
おすすめ③凹凸がなくやさしい刺激
LPN ストレッチポール(R)EX
出典:Amazon.jp
サイズ(長さ×直径) | 98cm×16cm |
材質 | EPE |
表面の形状 | なし |
重量 | 700g |
耐荷重 | 報告なし(耐荷重テストは行なっている) |
※2:強度と粘度に優れ、適度な反発力があり耐荷重性に優れたポリエチレン
最後にご紹介するのは、「LPN ストレッチポール(R)EX」です。
凹凸がなく、表面も柔らかいため、カラダが硬い人も痛みなく安心して使用することができます。
ストレッチポールはフォームローラーとして筋肉をほぐすだけでなく、姿勢をきれいに保つインナーマッスルを鍛えることもできる、1本で色々な使い方が可能です。
ストレッチポールの効果は
ストレッチポール®に仰向けに寝ると、頭蓋骨の後ろ、胸椎(肩甲骨あたりの背骨)、仙骨の下方(骨盤の後ろ)の3点のみがストレッチポール®にあたり、下から押される形になります。
これにより、丸まっている背中は適度なカーブに戻り、反り腰は改善され、骨盤は適切な角度になります。
(引用:ストレッチポール®︎(StretchPole®︎)公式ブランドサイト)
DVDやスタートブックが付属されており、なにから始めていいかわからない人にも安心です。
耐久性に優れており、私も長年愛用していますが、くたびれ感は全くありません。
デメリットとしては、値段が他のフォームローラーと比べて高い点です。
また、サイズも大きいため保管するのに場所をとります。
ストレッチポールの使い方はこちらの記事で紹介しています
まとめ:初心者や女性は柔らかめのフォームローラーを選んで実践しよう!
今回は、フォームローラーの効果や選び方、カラダの硬い人向けのフォームローラーおすすめ3選をご紹介してきました。
内容をまとめました。
・フォームローラーは筋肉をほぐして柔軟性を高めることができる
・フォームローラーを選ぶときには「硬さ」と「凹凸」を基準にする
・女性や初心者、カラダが硬い人は「柔らかめで凹凸の少ないタイプ」を選ぶ
フォームローラーは手軽に筋肉をほぐして柔軟性を高めることができる人気のストレッチグッズです。
しかし、自分に合っていないフォームローラーを使用してしまうと痛いだけで続けることができません。
カラダが硬い人は「柔らかめで凹凸の少ないタイプ」を選び、イタ気持ちいい強さでおこなってみてください。
初めて使用する人・体が硬い人は、この機会にぜひ始めてみてください!
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